マー氏は、「これほどの規模の経済が2桁成長を永遠に続ける」のを期待するのは非現実的だとの見方を表している。マー氏によると、30年以上にわたって成長し続けた後、発展の方向を修正するために数年間を費やすのは全くもって合理的だという。
なおマー氏は、中国が日本のような不景気に陥るのではないかとの恐れを退け、中国には従来通り巨大なポテンシャルがあると述べた。
中国の2015年のGDP成長率は6.9パーセントと減速し、25年ぶりの低い伸び率となった。中国政府は2016年のGDP成長率目標を6.5-7パーセントとしている。なお第一四半期の成長率は6.7パーセントだった。