第12期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の第5回会議開幕前に公表された改革発展委員会の報告書の中では「GDPの伸びは、およそ6.5%となるだろうが、実際上は、もっと良い指標を目指して、我々は努力する」と述べられている。
2016年の中国のGDPの伸び率は、2015年が6.9%であったのに対し、6.7%まで鈍化した。これは、この26年間で最悪の数字である。
今年インフレ率は、公式予想によれば3%、都市部で登録された失業者のレベルは4.5%で、予算赤字はGNPの約3%、2兆3800億人民元(およそ3460億ドル)に達すると見られている。
先の報道では、5日開幕した、中国の国会に相当する全国人民代表大会での政府活動報告の中で、李克強首相は「中国は、台湾の『独立』なるものを許さない。1992年に双方が達成したコンセンサスを遵守するだろう」と述べた。