国際原油価格 前日の急落からトーンダウン 緩い値下がり

© AP Photo / Charles Rex Arbogast原油
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国際原油価格は8日、前日の急落から落ち着きを見せ、弱い値下がり傾向を見せている。前日7日、米エネルギー省が、国内の先週1週間の採掘量が著しい伸びを見せたことを発表した後、原油価格はこれに反応し、急激に下落していた。

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日本時間13時41分の時点でブレント原油4月先物価格は0.35%値下がりし、1バレル65ドル28セントの値を付けたが、前日7日には2%も下落していた。またWTI原油3月先物価格も0.52%下がって1バレル61ドル47セントに落ち着いたが、前日は米エネルギー省の統計の発表後、3%を超える下落を見せていた。

フォレックス・ドット・コムの市場アナリスト、ファワード・ラザクザダ氏は「なによりもおどろかされたのは、米国の採掘量が日量1025万バレルにまで伸びたことだ。これは先週の992万バレルよりずっと多い。こうした数値は市場がバランスを欠いていることを如実に表しており、これに反応して原油価格も急落したのだ」と語っている。ロイター通信が同氏の発言を引用して伝えている。

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