中国　株価がある「単語」のために急上昇

中国の数社の株が社名に「皇帝」や「王」の文字が入っているという理由で急上昇を見せた。この株価高騰、中国の憲法改正の提案を背景に起きている。中国では憲法で同じ人物が２度の任期を終えた後も首脳の座にとどまることは禁じられているが、今、この部分の条項の改正が提案されている。ブルームバーグが報じた。

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深セン・エンペラー・テクノロジー社の株は２６日、９％という記録的な伸びを見せた。名称に中国語の「偉大な皇帝」という意味が入っているハルビン・ヴィチ・エレクトロニクス社の株も４％、官話方言で「中国皇帝」を意味するヴァッチ・コーポレーションの株価も１％以上伸びている。

ブルームバーグによると、「王の中の王」という意味が名称に入った江西フアンシャンフアン・グループ・フード・コーポレーション株も荘重な響きが功を奏して３％高に、クリーニング会社の上海エンペラー・オブ・クリーニング・ハイテクコーポレーション株も２．６％高値となった。

これに似た「ゴールドラッシュ」的現象は仮想通貨の急上昇時にもみられた。「ブロックチェーン」という名称が入っている会社の株が急上昇している。