08:50 2018年10月24日
ウラジーミル・ルサノフ

商船三井の砕氷LNG船、ヤマル産LNGの北極海航路東回り・アジア向け輸送を初めて実現

© 写真 : Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.
経済
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日本の海運大手「商船三井」が保有・運行する砕氷LNG船「ウラジーミル・ルサノフ」が、ロシアのヤマル半島サベッタ港から北極海を東に回り、極東までの航海を始めた。昨年12月のヤマルLNG操業開始以来、欧州向けに30以上のカーゴが船積みされてきたが、ヤマル産のLNGが東回りでアジアに直接輸送されるのは今回が初となる。

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同船は北極海を東に航行した後、ロシアとアラスカの間を抜けてベーリング海に入り、7月中旬に上海近郊のLNG受け入れ基地に到着する予定だ。関係者は「今回のLNGは中国向けだが、今後日本への輸出の可能性は大いにある」と期待を見せる。日本は世界一のLNG輸入国であり、昨年のLNG貿易量のうち約3割が日本向け輸出だった。北極海東回り航路が実現したことで、ロシアからのLNG購入は、日本だけでなく極東の電力会社やガス会社にとって魅力的な選択肢となるだろう。

「ウラジーミル・ルサノフ」は、ヤマルLNGプロジェクトのために建造された、最大2.1メートルの砕氷能力をもつ砕氷LNG船で、今年3月29日に就航した。商船三井は「ウラジーミル・ルサノフ」以外にも2隻の砕氷LNG船をヤマルLNGプロジェクトへ貸し出すことにしており、第二船は今年9月、第三船は来年9月に就航する予定だ。

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露日経済協力, 露日関係, 日本, ロシア
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