国際原油価格が上昇 イランからの輸出減への危惧感が残存

© Flickr / Nestor Galina石油
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国際原油価格は11日午前、米国の制裁によりイランからの輸出が減少することへの危惧感が未だに尾を引いて、値上がりしている。

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日本時間14時37分の段階でブレント原油11月先物価格は0.26%高の1バレル77ドル57セントに、WTI10月先物価格も0.1%高の1バレル67ドル61セントの値を付けている。

値上がり傾向が維持されているのは、近々にも米国の対イラン制裁の発効され、イラン産原油の供給縮小への危惧感が依然として残っているため。

米国は5月、2015年に六か国協議で達成されたイラン核合意からの離脱を宣言し、イランに対して再びあらゆる制裁発動することを明らかにしている。

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