米ボーイング社は30機の737MAXの契約なしに終わった。59億ドル(約6400億円)相当の契約は、最大の競合他社、欧州のエアバス社に移った。
この1年間で、2機の737MAX型機が墜落した。墜落事故を受け、露米中日、EUを含む多くの国が、墜落の確かな原因が判明するまで、自国の空域における737MAXの運用を禁止した。
昨年10月、ボーイング737MAX8がインドネシア沖で墜落し、乗っていた189人は全員死亡した。今年3月には737MAXがエチオピアで墜落し、157人が死亡した。その後、各国で同型機の運行が禁止された。