イラク、OPECプラス緊急会合を求める 原油価格下落を受け

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OPEC第2位の産油国であるイラクは、石油市場協調に向けたOPECプラス臨時会合を早急に行うよう呼びかけた。イラクのタミール・アリ・ガドバン副首相兼石油大臣がOPECに宛てた書簡の中で強調した。

書簡には「石油市場は現時点で不確実な状況にある。この状況はOPECプラス合意が締結された時の条件とは全く異なっている」ことも言及。

これまで報道されているように、イラクにとって都合のよい原油価格は1バレル=60ドル前後。

OPECプラスに参加する各国担当大臣は2016年末から減産取引のパラメータを合意できないでいる。OPECプラス減産合意は今年4月末に有効期限を迎える。交渉決裂から油価は30%以上の下落を見せた。現在のブレント原油価格は1バレル=29ドル前後、WTI閣下右派27ドル40セント。

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