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米政治ニュースサイト「ポリティコ」は、3月9日に行われたトランプ米大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子の電話会談について、トランプ大統領はサウジの原油増産には反対しなかったものの、原油価格を米国にとって危険な水準まで下げないよう求めたと報じた。
これは、新型コロナウイルスの流行を背景にした原油市場の飽和が米経済に深刻な悪影響を与える可能性があることをサウジ側に説明する最初の試みだという。なぜなら、原油価格が1バレル=20〜30ドルの水準で維持された場合、シェールオイル生産者の約50%が破綻する可能性があるからだ。
米元政府当局者がポリティコに語ったところによると、トランプ大統領とムハンマド皇太子の電話会談は緊迫したものでもなければ、困難なものでもなかったが、トランプ氏は双方が「この件で同じ波」に乗っていることを確認したかったという。また米元政府当局者は、米国当局はその後の25%以上の価格の下落に不意をつかれたと指摘した。
なお、Rystad Energy社のシニアアナリスト、パオラ・ロドリゲス=マスシュ氏は、トランプ氏は減産についてサウジを説得できるかもしれないが、同氏には大きな影響力はほとんどないとの見方を示している。
原油価格は今月9日、OPECプラスの協調減産体制が終了することになり、急落した。
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