原油価格が12%以上上昇 週初めの下落分を取り戻す

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23日、世界の原油価格は12%以上上昇し、週初めの下落分を部分的に取り戻している。

ロンドンICE で取引されている北海ブレント原油先物6月限の価格は、日本時間14時19分の時点で12.91%高の1バレル=23ドルに達し、日本時間14時30分までにさらに値上がりして1バレル=23.22ドルで取引され、前日終値比13.94%高となった。

WTI原油先物6月限の価格は日本時間14時31分の時点で14.88%高の1バレル=15.83ドル。

投資家らは22日、原油需要の減少に対処するために石油会社は生産量を削減する用意があるとの報道に注目した。

ロイター通信は、米オクラホマ州の規制当局が「石油会社は鉱区のリース契約を失うことなく生産を一時停止できる」と発表したと報じた。オクラホマ州は米国で4番目に石油生産量が多い。

さらに投資家らは、地政学的ニュースにも注目した。トランプ米大統領は、米国の船に嫌がらせを行うイランの軍艦を破壊するよう指示した。ペルシャ湾は石油を世界市場に供給するための同地域における主要なチャネル。

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