13:33 2020年06月05日
経済
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原油価格の上昇には2つのファクターが必要であり、それは世界経済の回復スピード、そして超過気味の石油貯蔵施設から出荷させることでる。短期観測では原油価格が上昇する希望は少ない。「エネルギー政策」誌にアレクサンドル・ノヴァク・ロシアエネルギー大臣が執筆した。

「現在の市場の過剰供給を考えると、近い将来の原油価格の大幅な上昇は期待できない。市場のバランスが取れるようになるのは、各種制限の解除、またOPECプラスの新たな合意による減産に応じて需要が回復する今年後半になる可能性がある。」

ノヴァク大臣は、OPECプラスの新合意の効果を大きく左右するのは、世界経済が回復し始めるかどうかだという。「その意味で、すでに経済活動を徐々に回復させ始めた中国を楽観的に見ている。次の数カ月間で、他国の経済にもプラスの変化があると期待している」と指摘した。

原油価格の下落

原油価格は3月頭に崩壊。その原因となったのはコロナウイルス蔓延による世界危機、そしてOPECプラスの減産交渉の決裂だった。新たな協調減産には23ヶ国が同意し、4月12日、合意締結の運びとなった。

新たな減産合意にこぎつけたものの、原油価格は高い水準で安定できないでいる。専門家はこれを、減産量が期待を下回ったこと、市場から過剰分を取り除くことができなかったためと見ている。依然として需要は少ないため貯蔵施設はほぼ限界状態のままだ。

石油貯蔵施設の限界は深刻で、WTI原油先物価格は大下落、一時マイナス価格となった

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