01:05 2020年09月27日
経済
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ロイター通信は、石油輸出国機構(OPEC)プラス内の消息筋からの情報として、サウジアラビア他OPECプラスの数か国が5-6月の日量970万バレルの減産を2020年末まで延長する可能性を検討していると報じた。

消息筋の話では、サウジアラビアは市場が依然としててこ入れを必要としていると判断しており、当初予定していた元のレベルへの段階的回帰ではなく、現行の減産量を2020年末まで維持、延長することを望んでいる。

カーゼンプール・アルデビーリー氏
© REUTERS / Ramzi Boudina
一方でブルームバーグの石油業界内の消息筋によれば、ロシアの石油企業は計画どおり徐々に以前の産油レベルに戻すことを考えている。

これより前OPECプラスはコロナウイルスのパンデミックによる原油需要の落ち込みから5-6月は日量970万バレルの減産、それ以降の減産量を2020年後半は770万バレル、さらに2021年から2022年4月末までは580万バレルと取り決めていた。

OPECプラス諸国は6月9—10日、市場動向と取り決め後の最初の成果を話し合う。

原油価格の下落

原油価格は3月頭に崩壊。その原因となったのはコロナウイルス蔓延による世界危機、そしてOPECプラスの減産交渉の決裂だった。新たな協調減産には23ヶ国が同意し、4月12日、合意締結の運びとなった。

新たな減産合意にこぎつけたものの、原油価格は高い水準で安定できないでいる。専門家はこれを、減産量が期待を下回ったこと、市場から過剰分を取り除くことができなかったためと見ている。依然として需要は少ないため貯蔵施設はほぼ限界状態のままだ。

石油貯蔵施設の限界は深刻で、WTI原油先物価格は大下落、一時マイナス価格となった

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