原油価格が1.5~2%上昇 OPECプラスの合意で

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世界の原油価格は8日、約1.5~2%上昇している。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成するOPECプラスが現行水準の協調減産を7月末まで延長することで合意したことに反応した。

日本時間14時23分の時点で、北海ブレント原油先物8月限の価格は1.77%高の1バレル=43.05ドル。

WTI原油先物7月限の価格は1.44%高の1バレル=40.11ドル。

4月、OPECプラスは5月から6月の2ヶ月間は日量970万バレル、7月から今年末までは日量770万バレル、2021年1月から2022年4月までは日量580万バレル減産することで合意した。

OPECプラスは昨日6日、現行水準の協調減産を7月末まで延長することを決定した

この決定を受け、世界最大の石油輸出国サウジアラビアは7月の原油販売価格を大幅に引き上げた。ブルームバーグ通信によると、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、全地域向けの価格を値上げした。

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