ロシア経済紙RBKは、このような取引は、返信不要メールを送信するのと同じようなものだと報じている。ユーザーはこの場合、「送金に失敗しました」という返信を自動的に受け取る代わりに、自身の資金に永遠にアクセスできなくなる。こういった取引の停止は、そのプラットフォームがそれを許可した場合にのみ可能となる。しかし、Swerve Financeにはそのような機能は備わっていないため、そのユーザーの100万ドル相当のテザーは永遠に失われてしまった。
Please open a ticket to @Tether_to support service https://t.co/1Yx0v0myL1
— Paolo Ardoino (@paoloardoino) September 8, 2020
If it's USDt ERC20 stuck in an address we should be able to recover it, but in order to be sure, please contact our customer support and we'll try our best. https://t.co/B3KuRDYsVK
テザー社のパオロ・アルドイノ最高技術責任者はこの事件後、返金に協力すると約束した。アルドイノ氏はツイッターで、そのユーザーに同社のサポートチームに連絡するように呼びかけ、返金は可能であると述べた。仮想通貨取引所バイナンスのジャオ・チャンポン氏は今後、同様のケースを避けるため措置を講じるよう努力すると発表している。
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