09:00 2020年11月25日
経済
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中国の通貨、人民元は5月末から対米ドルで8%上昇し、米国との貿易戦争を背景にした下落分を半分取り戻した。

人民元を支えている要因は、米国よりも高い金利と新型コロナウイルスの感染拡大によって引き起こされた危機的な経済状況からの早期回復である。

また米大統領選で民主党候補のジョー・バイデン氏が勝利する可能性が高まっていることも、人民元の上昇を促している。ブルームバーグ通信はこれについて、民主党の対中政策はそれほど敵対的なものでない、あるいは少なくともより予想可能なものになるからだと指摘している。

6日、人民元は対ドルレートで、前日の1ドル=6.6064元から1ドル=6.6293元まで上昇した。一方、今週初旬からドルは人民元に対し0.9%安値となった。

ドナルド・トランプ大統領が始めた貿易戦争によって、ほぼ7.2元まで下落した対ドルレートは現在、2年ぶりに6.6元に近づいている。

シンガポールにあるスコティア・バンクのアナリスト、ガオ・ツィー氏は、現在、人民元を買うのに良好な時期だと指摘する。「もしバイデン氏が選挙戦で勝利すれば、人民元の続伸が続くでしょう。2020年の末には1ドル6.4元、あるいは6.25元にもなると見ています。このように、人民元は米国との貿易戦争の開始によって被った損失をすべて取り戻せる可能性があります」。

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中国, 経済
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