17:27 2021年01月18日
経済
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市場での原油供給の減少と差し迫った不足を背景に2021年末までに原油価格が1バレル最大62ドルまで高騰する可能性がある。サクソバンクの原料市場戦略局責任者オレ・ハンセン氏がイタルタス通信にこうした予想を語った。

ハンセン氏によれば、この間、ブレント原油の価格は1バレル50ドル超となり、2021年には価格高騰は継続することが見込まれているという。2021年後半では、世界で新型コロナウイルス用ワクチンの大規模な接種がはじまることが予想されることから、特に顕著な傾向となる可能性がある。もしワクチンが効果を示した場合、原油の需要は、2020年に予想された日量1億バレルを超える可能性がある。

同氏は、「世界がパンデミックによる傷を癒し始めた場合、皆がゆっくりと原油生産の潜在力に注意を向け始め、石油企業がすでに採掘への投資を少なくとも800億ドル削減したことを思い出すだろう。潜在的赤字のリスクが2021年末までに需要を刺激する可能性がある」と予想する。また同銀行の評価では、今年末までにブレント原油は最大1バレル62ドルに値上がりする可能性がある。

ハンセン氏は、来年のはじめワクチンに対する楽観論が市場をサポートすると指摘する。同氏は、「しかし、この期間、需要増大は事実上まだ生じていないことから、価格は安定している可能性がある」との見解を示した。また、サクソバンクは、2021年の第1四半期にブレント原油は1バレル約50ドルの範囲で交渉が行われると予想している。

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