08:40 2021年01月28日
経済
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慈善団体「Christian Aid」の出したレポートで、2020年の自然災害の規模が2019年の値を上回り、地球温暖化の長期的な影響を受けていることが示された。天然災害による人的被害も大きく、2020年1年で3500人以上の人命が失われたほか、1350万人以上が住居をうしなった。BBCが報じている。

レポートが調査したのは数千人規模の死者を出した最大規模の自然災害と、損害の規模。

中国とインドで前代未聞の大嵐の結果、起きた恐ろしい洪水の出した損害額は4兆1000億円を超え、数千人の人命を奪った。物的被害は中国の方が多く、3兆3000億円にのぼったが、死者は中国の方が著しく多く、2000人が死亡した。

レポートによれば、大西洋地域でもハリケーンの発生数は記録的に増えた。大西洋地域では400人の人命が奪われたほか、物的損害額は4兆2500億円に上った。アフリカ大陸の南スーダンで発生した洪水は金額では最大額にはならなかったものの、138人が死亡し、2020年中に行われた播種はすべて洗い流されたため、前代未聞の飢餓を招いた。

アフリカは大陸中央部が前代未聞のイナゴの襲撃に遭遇し、種も作物もすべてが損なわれた。これほど大規模なイナゴの大群が発生した原因について専門家らは、地球温暖化で起きた大雨が誘因という説を唱えている。

欧州でも2月、アイルランド、英国及びその近隣の欧州大陸部の諸国で猛威を振るったシアラ・ストームのおかげで深刻な被害を受けた。これにより14人が死亡、損害額は2798億8200万円に上った。

自然災害は米国にも及んだ。記録的なハリケーンと森林火災による被害総額は6兆2200万円に上った。

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気候変動, 災害
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