12:25 2021年03月08日
経済
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韓国のサムスン電子の副会長の李在鎔被告(52)が、贈収賄罪で懲役2年6カ月の判決を受けたことが分かった。韓国の聯合ニュースが判決内容を引用して報じている。李副会長は、財閥サムスン・グループを率いており、同グループの主要な後継者とみられている。

ソウル高等裁判所は、李副会長が財閥内の権力を固めるために当局に賄賂を贈ったとして懲役2年半の判決を下した。李副会長は、法廷で身柄を拘束された。

2020年10月25日、サムスンの李健熙前会長がサムスン病院で死去。しかし遺産の譲渡には数年かかる可能性がある。李健熙氏は2014年に心臓発作を起こし、その後サムスンの支配権は息子で、グループ子会社のサムスン電子の副会長である李在鎔被告に事実上引き継がれた。

韓国の検察は、2014年にサムスン財閥の支配権を得るために不正に株価を操作し、グループ企業の合併に関与した疑いで李在鎔被告を告発した。李副会長は朴槿恵前大統領の親友(崔順実被告)に89億ウォン(約8億3500万円)の賄賂を支払うことで、同グループの複数の子会社の合併に関して韓国政府から支援を得ていた。

ソウル高等裁判所は、「李被告は、朴槿恵前大統領の要求に屈し、積極的に賄賂を贈った。権力を父親から得るために大統領の権力を利用するという不道徳な要求を間接的に表明した」と述べている。

朴槿恵前大統領は、サムスン財閥との癒着や贈収賄、権力の濫用の疑いで2017年に弾劾され更迭された。朴被告と崔順実氏は数十年に渡る実刑判決を受け、その後李在鎔被告も逮捕された。李被告には懲役5年の実刑判決が言い渡されたが、裁判所は2018年2月、李被告の上告を聞き入れ、賄賂の認定額が減額された上で、懲役5年の刑期を執行猶予に減刑した。しかし2019年8月、ソウル最高裁は執行猶予付きの判決を破棄し、高等裁判所に審理を差し戻した。今回の判決で朴被告らに贈った賄賂の額は約87億ウォン(約8億1700万円)と認定された。

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経済, 韓国, サムスン
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