14:06 2021年07月24日
経済
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クロアチアの起業家で革新者マテ・リマック氏の自動車メーカー「リマック・アウトモビリ」は、仏スポーツカーメーカー「ブガッティ」の株式の過半数を取得した。ブガッティの新たな拠点は、クロアチアにあるリマックのキャンパスに置かれる。クロアチアの通信社Večernji listが報じた。

リマックは合弁会社の55%の株式を保有する支配株主となり、残りの45%はポルシェが保有する。なお、ポルシェはリマックの株式24%を引き続き保有する。新合弁会社は、2021年第4四半期に正式に設立される予定。拠点はクロアチアの首都ザグレブに置かれる。

今回の取引は、世界で最も有名な高級車メーカーの1つであるブガッティにとって時代の終わりを意味している。ブガッティは20年間フォルクスワーゲン(VW)の傘下にあったが、VWは現在、電気自動車(EV)生産への移行を目指している。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

ブガッティは、第二次世界大戦終結と同社の創業者エットーレ ・ブガッティ氏の死後、衰退した。1952年に生産が停止され、1987年にイタリアの起業家ロマーノ・アルティオーリがブガッティの商標権を買い取り、ブガッティ・アウトモビリSpAを設立、スポーツカーの限定生産を開始した。しかし1990年代半ばまでに再び苦境に陥った。

1998年、ブガッティの商標権を、当時フェルディナント・ピエヒ氏が率いていた(ポルシェ創業者フェルディナント・ポルシェ氏の孫)VWが取得。2005年、ブガッティは、世界最速の量産スポーツカーとなった「ヴェイロン(Veyron)」の生産を開始した。

一方、WSJは、内燃機関を搭載したこのような強力な自動車は、世界の自動車産業を席巻した電気自動車へ移行する新たな現実や傾向に合致していないと指摘している。VWは最近、2035年までに欧州での内燃エンジン車の販売を終了し、EV開発に集中すると発表した。

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