10:59 2021年10月18日
経済
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ブルームバーグのジャーナリスト、マイケル・ウィンフリー氏は、エネルギー資源の価格上昇と多くの商品の供給問題が起因となり、この冬、世界は深刻な危機に見舞われるという見解を表した。

著者は、コロナウイルスのパンデミックが人類にとって大きな危機となり、その影響が穀物からコンピュータ・チップに至るまで大半の商品の供給問題に出ていると指摘している。

しかし、今年は一部の国で新たな問題が発生した。例えば英国では、深刻な燃料不足に陥っており、ドライバー不足のためにスーパーの棚には商品が並んでいない。また、気象学者の予測では、今年の北半球の冬は極圏の上空にできる大規模な気流の渦が通常と大きく異なるかたちに張り出し、動いて気温の状況に大きく影響する。この最も悲観的な予測が現実のものとなれば、さまざまな市場に影響が出て、エネルギー不足は本格的な危機につながる。

ウィンフリー氏は資源の争奪戦が起きている事実にも注目している。中国が割当量を超える石炭の供給を命じたために欧州ではガスや電気の価格が記録的に上昇した。そのためにオランダにある欧州最大の温室ネットワークは閉鎖。食品の供給に影響が出る恐れがある。このほか、世界の小麦の貯蔵量は減少している一方で、穀物生産量の見通しは悪化の一途をたどっている。

ウィンフリー氏は帰結として、昨冬はパンデミックの影響で非常に困難だったが、今年も状況は改善されないと指摘している。

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