15:41 2020年05月30日
新型コロナウイルス
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ロシア直接投資基金のキリル・ドミトリエフ総裁は、新型コロナウイルスとの闘いではワクチン開発だけでなく、解明活動、予防、そして他国の経験が役立つとの確信を示している。ドミトリエフ氏は、通信社スプートニクのインタビューで、なぜ今、地政学を手放す必要があるのか、自宅にいながらスマートフォンでコロナウイルスの検査ができるのはいつ頃になるのか、そして、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)後、世界はどのように変わるのかについて語った。

スプートニク:ロシア直接投資基金(RDIF)は世界中のパートナーと提携しています。今日、その経験を、新型コロナウイルスとの闘いでどのようにお使いですか?

ドミトリエフ総裁:我々は17か国の企業と提携しています。これは、コロナウイルスの流行をめぐり中国で起こっていることに関する重要な情報をいち早く受け取ったということにおいて重要な役割を果たしました。我々は、中国BGI社の検査キットを最初にロシアに持ち込み、同僚がロシアで開発された検査キットと、中国でつくられた検査キットを比較できるようにしました。コロナウイルスの問題を解決するためには、すべての国が一緒になって取り組む必要があります。我々の露日検査キットの例は、すでにそのような相互作用の例を示しており、我々は中国や米国とも積極的に協力しています。地政学的な違いを忘れる時が訪れました。

スプートニク:日本のMirai Genomics社と共同開発した新型コロナの検査キットは、すでにロシアで承認を受けていますが、最初の検査はいつ頃行われますか?

ドミトリエフ総裁:おっしゃる通り、検査キットは承認され、すでに複数のクリニックで積極的に使用されています。我々の検査キットはオーストリアで認証を取得し、米国での使用許可を申請しています。我々の技術が主要国で使用されることを願っています。

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

スプートニク:検査結果が出るまでの時間はどのくらいですか?

ドミトリエフ総裁:現在、我々の技術に基づいた3つの製品があります。1つは、PCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応検査)を行っている既存の研究所用のソリューションです。我々の検査キットを使用した場合にかかる時間は(従来の)2時間ではなく、30分です。2つ目は、持ち運びができるモバイルデバイスです。企業、空港などで使用し、そこで検査をすることができます。1時間で20人の検査をすることが可能です。3つ目のソリューションは、我々が使用する予定のデバイスで、大きな自動検査システムです。1日に5000件の検査を行うことが可能です。

スプートニク:新型コロナ終息後、世界はどのようになるとお考えですか?

ドミトリエフ総裁:言うまでもなく、新しい技術が開発され、生活の中に組み込まれるでしょう。これは検査技術、オンライン教育やミーティングなどの新技術です。テクノロジー企業はすでに著しく成長しています。私たちはこの試練を乗り越え、そこからしかるべき教訓を学び取ります。世界は、今後起こり得る同じような試練に対する対処能力が高まるでしょう。


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