00:25 2020年05月26日
新型コロナウイルス
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3ヵ月程前は新型コロナウイルスに汚染された地域は中国に限られていた。同国以外ではこのウイルスが発生したケースは1つも確認されていなかった。しかし、今日では、新型コロナウイルスのパンデミックは世界中に広がり、感染者数は100万人を超え、死者が増大、医療機関は対応に追われている。地球上に新型コロナウイルスの発症が確認されていない地域があるのだろうか。

BBCの解説によれば、こうした地域は存在する。しかし、いつまでもつのだろうか。

米国ジョンズ・ホプキンズ大学のデータによれば、今日、国連加盟の193ヵ国のうち19ヵ国だけが新型コロナウイルスの感染症例が1つも確認されていない。その国々は以下の通り。コモロ諸島、キリバス、レソト、マラウイ、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ナウル、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、パラオ、サモア、サントメ・プリンシペ、ソロモン諸島、南スーダン、タジキスタン、トンガ、トルクメニスタン、ツバル、バヌアツ、イエメン。

専門家は、いくつかの国は感染例を隠しているか単にこの感染症の診断ができていない可能性を除外していない。専門家によれば、内戦で苦しんだイエメンや完全に閉ざされた北朝鮮で感染が広がっているおそれがあるという。

しかし、旅行者が行くことがない遠い小さな諸島に位置する国々が存在する。国連のデータによれば、ナウルやキリバス、トンガ、バヌアツのような訪問者が非常に少ない世界の片隅には、新型コロナウイルスは存在しない。そのうえ、その国々の政府は、国内・諸島で事前に非常事態体制をとっていた。

世界保健機関(WHO)委員で、ニュージーランドのオークランド大学医学部長のコリン・ツクイトンガ氏によれば、厳格な自己隔離は、最新の保健システムがなく、国民の多くにウイルス感染がより深刻な状況を引き起こしかねないこうした小さな国々にとっては、パンデミックの破壊的結末から自国民を守る唯一確実な方法であるという。

新型コロナウイルスの発症がないマラウイは島国ではなく、周辺が海に接していない東アフリカの国だ。しかし、ここでは政府がすでに、学校の閉鎖やすべての出入国の禁止といった非常事態体制をとっている。国内では、自国内でパンデミックを発生させないため、新型コロナウイルスに対する早期判定検査を実施している。

現在、マラウイで勤務する英国ソレント大学の疫学の専門家であるアンディ・タテム教授は、南太平洋の遠隔の諸島は今後も新型コロナウイルスが発生することはないと考えている。しかし、同教授は、こうした国でさえ完全に国境を閉鎖すことはできないと警告している。こうした小さな国の多くは、食品や製品、ツーリズムといったものを、国外から輸入することで成り立っている。

ましてパンデミックはまだピークに達していない


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

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