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新型コロナウイルスCOVID-19蔓延は第二次世界大戦以来となる、大幅なCO2排出削減を可能にする。米スタンフォード大学のロブ・ジャクソン教授がロイター通信のインタビューで見解を示した。
ジャクソン教授によるとCO2削減率は最大5%となり、70年来の数字となる。直近のCO2の大きな削減は2008年のリーマンショック時で、1.4%だった。
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REUTERS / Manuel Silvestri
ジャクソン教授は、この50年間でこれだけの効果を上げた危機は他にはなかったと語る。
すでに世界中の多くの国で大気汚染の改善が報告され、衛星観測では、中国やイタリアなどの国々で二酸化窒素排出量が急激に減少したことが確認されている。
専門家らは同時に、各国政府が真剣に環境の構造的変化に取り組まなければ、これら排出量削減は一時的なものになり、何十年もの間、大気中に蓄積したにCO2濃度に影響を及ぼさないだろうと指摘している。
様々な意見があり、ヒューゴ観測研究所の所長を務めるフランソア・ジェメン氏によると、大気汚染改善は、新型コロナウイルス蔓延で奪われた命よりも、多くの命を救うという。
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