20:15 2020年05月29日
新型コロナウイルス
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世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスの起源は動物であることを確信していると、WHOのファデラ・シャイブ報道官が表明した。記者らは同報道官に、新型コロナウイルスが研究機関で人工的に作られた可能性についてコメントを求めた。

「入手したすべてのデータは、ウイルスの起源は動物であり、研究機関やさらに別のどこかで操作または合成が行われたウイルスではないことを示している」と、シャイブ報道官がジュネーブでのブリーフィングで行った説明をロイター通信が報じた

シャイブ報道官は、「どうみてもこのウイルスは動物が起源だ」と強調した。

新型コロナウイルスの起源はコウモリだったと、WHOの専門家らは予想している。まさにウイルスがどのように種の障壁を克服し、人間に感染したかについてはいまのところ不明だが、しかし、なんらかの中間的な媒介があったことは「疑いの余地がない」。

また、シャイブ報道官は、武漢ウイルス研究所からウイルスが偶然に流出したおそれについてはコメントしなかった。

先週、米国のドナルド・トランプ大統領は、米国が新型コロナウイルス出現の状況について調査していることを明らかにした。また、同大統領は、WHOの新型コロナウイルスのパンデミックへの対応が不満であることを理由に、同機関への財政支出を中止すると発表した。さらにトランプ大統領は、WHOは中国に「過度に忠実」な態度をとっているとも強調した。

トランプ大統領は新型コロナウイルスによる死亡者がもっとも多いのが米国であることを信じていない。(世界的な統計サイト「worldometers」では、執筆時点の米国の犠牲者数は4万5000人超)

中国政府のWHOへの財政支出は毎年わずか4000万ドル(約43億円)、一方で米国は4億ドル(約430億円)から5億ドル(約538億円)を支出する最大の財政支出国であり、WHOに財政の公開と報告を要求しなければならないと米国政府は考えている。

1月末、新型コロナウイルス感染の人工的な発生の可能性について、米国の共和党上院議員トム・コットン氏が言及した。コットン議員は、武漢には「世界でもっとも致死率の高い病原性微生物を研究する中国で唯一のBSL-4(バイオセーフティレベル)のスーパー研究所」があると指摘した。

新型コロナウイルスの感染は武漢の研究所が起源だという説は、トランプ大統領のお気に入りのテレビチャンネル「フォックス・ニュース」の放送で中国の情報筋を引用し報じられた。放送では、新型コロナウイルスの拡大は、研究所のある職員が研究の過程で感染した後、偶然に始まったと主張した。

武漢ウイルス研究所の王延軼(ワン・イエンイー)所長は、今日、研究者には新型コロナのようなウイルスを人工的に作る十分な知識はないと表明した。

また、中国の外務省代表は、ウイルスの起源が研究所だとする情報には根拠がなく、この問題は政治家でなく専門家が研究すべきだと主張した。


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