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新型コロナウイルス
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仏の初感染は昨年12月 新型コロナ

© AFP 2023 / Alain Jocardマスクをつけたフランス人の女性
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昨年12月27日にパリ近郊で肺炎と診断された男性患者は、当時すでにコロナウイルスに罹っていたことが判明した。国際空港近くで勤務する妻には症状は現れず、2人の子どもは発症した。これにより、コロナウイルスは想定よりも1か月早く欧州に到達していたとも考えられる。BBCニュースが伝えている。

アミルーシェ・ハンマーさん(43)は現在では完全に復調しているものの、そのパップテストはCOVID-19検査で陽性を示した。

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ハンマーさんによると、病気の前にどこにも旅行に行っておらず、どこで感染したのかは分からないという。

ハンマーさんを担当したイブ・コーエン医師は、感染は12月14日から22日の間であろうと推測する。12月27日に入院したハンマーさんの症状は一般的なコロナウイルスと同じだった。コーエン医師によると、ハンマーさんの2人の子どもは罹患したが、妻には何の症状も現れなかったという。

一方、ハンマーさんの妻はシャルルドゴール空港近くのスーパーで働いており、中国の旅行者と潜在的に接触する可能性はあったとしている。

BBCニュースによると、これらの状況から、コロナウイルスは2019年末の時点ですでに欧州に伝染していたと考えられるという。

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