22:51 2020年06月05日
新型コロナウイルス
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川崎病と症状が良く類似した全身性炎症反応症候群の症状を訴える児童のおよそ半数が新型コロナウイルスに感染していることが分かった。残りの児童については新型コロナウイルスの抗体が形成されており、すでに感染歴があることも分かった。ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長が10日の記者会見で明らかにした。

デブラシオ市長は10日の記者会見で、この症状は児童の体が極度の免疫反応を起こすことで発生するとした。これにより、身体はダメージを受けるほか、合併症も引き起こすという。デブラシオ市長は全身性炎症反応症候群の症状として熱、湿疹、腹痛、吐き気といった症状を列挙した。

ブラジオ市長によれば、ニューヨーク市では10日、38件の全身性炎症反応症候群が確認された。さらに9件が調査中で、この症状に該当するかどうか検討が行われているという。

新型コロナウイルスに感染した児童のうち、47パーセントに全身性炎症反応症候群の症状が確認された。また、現時点で感染が確認されなかった児童のうち、81パーセントはすでに抗体が形成されていることも分かった。

ニューヨーク市では全身性炎症反応症候群により児童がひとり死亡したほか、ニューヨーク州全体では3件の死亡例が確認されている。

なお、州全体では全身性炎症反応症候群の発症事例はあわせて73件確認されている。州政府の発表によれば、こうした症状は1歳から11歳の児童に確認されており、いずれも川崎病や毒素性ショック症候群と症状が良く似ているという。

クオモ知事によれば、児童らが病院に搬送された際、新型コロナウイルスに特有の呼吸困難といった症状は確認されていなかったという。

先に英国の国民保健サービス(NHS)は全身性炎症反応症候群で病院に搬送された児童の多くが新型コロナウイルスに感染している可能性があるとして、医師らに注意喚起を行っていた。

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