16:10 2020年06月07日
新型コロナウイルス
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発声することで飛沫とともに放出された新型コロナウイルスは、屋内の空気中で8 ~ 14 分間留まり続ける。こうした米国の研究グループによる研究結果が、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。

AFP通信によると、この研究を行った米国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所(NIDDK)の研究グループはまず、密閉空間で「健康でいよう」というフレーズを25秒間大声で繰り返すという実験を行った。

空間では飛沫を可視化し、カウントするためにレーザーを照射した。この実験の観察によって、大声で話すと1秒間に数千個の唾液粒子が出ることが確認された。研究チームの指摘では、空気の流れがない閉鎖空間では、粒子は8〜14分で視界から消える。

これによって、研究チームは通常の発声でも、密閉空間の空気中に漂う飛沫によってウイルスが運ばれる可能性が高いとみている。また大声で話せば、より多くの粒子が空気中に放出される。

研究グループが着目したのは普通の発声。呼吸器系のウイルスは、咳やくしゃみで放出される飛沫によって運ばれるというのは以前から知られているが、通常の発声でも何千もの唾液粒子が放出される事実は、それほど知られていなかったと研究チームは指摘している。

この実験では大きな粒子ではなく、空気中に長く止まることができる小さな粒子に焦点が当てられているが、大きな粒子も感染させるのに十分なウイルス量を含んでいる可能性はある。

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