04:13 2020年07月12日
新型コロナウイルス
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一般的に、新たに出現する新型コロナウイルスの突然変異種は以前より感染力が増していると考えられている。ところが、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者らは、これまでに見つかった新型コロナウイルスの変異種は全て、その感染力を増強していないという逆の仮説を立てている。

この研究結果は査読前論文公開サイト「biorxiv.org」に掲載されている。

論文では、ウイルスの感染力の強度が増した変異種は検出されていないと述べられている。その代わり、現在変異を続けている種の毒性は、中程度かほとんど無害だという。

研究者らは、1万5000人の感染者から採取したウイルスのゲノムを解析。ウイルスの系統樹を作成し、それぞれの枝で特定の株の変異の頻度が増しているかどうかを調査した。

変異種6800株を分析したところ、変異が必ずしも新型コロナウイルスの増殖に有利に働くことにはならない、すなわち、変異が感染力を向上させていないことが判明した。

また研究から、一部の新型コロナウイルスの変異種はなんの影響も与えないが、大部分の変異種は新型コロナウイルスそのものにも有害であることも明らかになった。

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