20:53 2020年11月30日
新型コロナウイルス
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電子諜報活動を行う英国の「政府通信本部」(GCHQ)は、コロナウイルスのワクチンを否定するプロパガンダの拡散を試みる敵国の行動を阻止するため、「攻撃作戦」を開始した。9日付けのタイムズ紙が英政府内の消息筋からの情報として報じた。

タイムズ紙の消息筋によれば、GCHQはテロ組織「ダーイシュ」(ISIS)によって拡散された偽情報やリクルートと闘うために開発されたツールを使用している。英政府内のある情報筋は、「GCHQに対してはインターネット、SNS上に現れるワクチンを否定する攻撃内容を殲滅する指示が下されており、GCHQにはテロのプロパガンダを追跡、遮断するために用いた手段がすでにある」と語っている。

消息筋は、信頼性の高いコロナ・ワクチンの出現の見込みが近づくにつれ、英政府はコロナのワクチンについて流される偽情報との闘いは優先性が高まる一方だとみなしていると語っている。

別の消息筋は、GCHQは敵国の流す偽情報と闘う許可をすでに取得しているとし、そうした偽情報の大部分はロシアから入っていると断言している。

これより前、タイムズ紙は、捜査でロシアがオックスフォード大学が開発のコロナ・ワクチンについて、これを中傷するための偽情報の拡散キャンペーンを展開していることが確証づけられたと報じていた。

タイムズ紙は、西側諸国やブラジルやインドなど、 ロシア製のワクチン「スプートニクⅤ」を購入しうる諸国に同ワクチンへの不信感を受け付けるために、薬剤の有効性を疑う記事の発表が並行して準備されているとの情報もあると報じている。

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ公式報道官は記者団を前に、こうした中傷非難に反駁した。ペスコフ報道官は、ロシアは反対にパンデミックの時期には世界は一致団結して協力すべきという姿勢をとっているとし、ロシア製のワクチン開発についてはその成功に誇りをもっていると語っている。

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