01:09 2020年11月30日
新型コロナウイルス
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世界保健機関(WHO)は、北朝鮮で新型コロナウイルス感染が「疑われる」症例は10月29日時点で6173件だと発表した。これは同機関が一週間前の22日までに発表した症例数より805件多い。一方、北朝鮮当局は、新型コロナウイルス感染症の症例はないとしている。

新型コロナウイルスの感染者数を掲載するジョンズ・ホプキンス大学などの公的統計によると、北朝鮮では新型コロナのパンデミックが始まって以来、感染者はいない。

しかし、北朝鮮当局は7月、国内で新型コロナウイルスの感染疑いのある初の症例を発表した。その患者は韓国から不法に北朝鮮に入国した人物で、厳格な検疫下に置かれたという。

その一方で、この症例は感染者数の統計に含まれていないため、北朝鮮では現在に至るまで感染例のデータは存在しない。


以前、ロシアの韓国学者でソウル大学のクンミン・アンドレイ・ラニコフ教授は、北朝鮮の新型コロナウイルスの状況について、以下のようにコメントしている。

「北朝鮮には実際にはハイテク医療は存在せず、医師のレベルも西側諸国の医療レベルにはおよばない。しかし、医師は多く、医療サービスは無料だ。そのうえ、北朝鮮の全国民は定期的に疾病予防措置と検査が義務付けられている。こうした簡易な手続きがしばしば病気の早期発見に役立っている。通常の病気の場合なら十分に北朝鮮の医療で対応できる。しかし、肺炎のような深刻な合併症を患った患者が多数となった場合、たとえば、通常の病院ではそのための設備は実際に配備されていないため、肺の通気システムへアクセスするチャンスはない。」

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
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WHO, 新型コロナウイルス, 北朝鮮
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