03:30 2020年11月25日
新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスの拡大を抑制し、パンデミックを止めるための措置は、肯定的な副次効果をもち、それらは他の感染症の拡大も予防する。しかし、大量のマスクの所持とロックダウンが翌年には他の感染症の流行の原因と成り得ることから、こうした措置が私たちに逆効果をもたらすことになる。しかるべき科学的研究が『米国科学アカデミー紀要』に発表された。

伝染病学的統計にもとづけば、2020年に人々は、実際には普通の風邪や季節性インフルエンザに罹患することが減っている。しかし、米国プリンストン大学の研究者は、季節性感染症への勝利を祝うことはまだ早いと警告する。なにしろ自己隔離規制やロックダウン、マスク着用、つまり新型コロナウイルスに対する人々の重要な対策が、2021年から2022年の冬季にはすでに季節性の感染症の深刻な流行を引き起こすおそれがあるからだ。

感染症の対策規制は市民のなかで呼吸器系ウイルスの拡大の可能性を強力に引き下げた。この結果、人々が有する集団免疫力が危険な水準まで下がってしまうおそれがある。研究データによれば、RSウイルスやインフルエンザといった病気に対する市民の罹患率は、自己隔離規制措置の実施から高まった可能性がある。このことからマスクを外した際に爆発的な拡大が引き起こされることになる。

たとえば、RSウイルスは子どもに重症の気管支炎を引き起こすおそれがあり、また、これは大人、とりわけ高齢者にとっても危険だといえる。研究者のデータによれば、このウイルスは非常に早く防疫抑制の実施に反応し、その発症率はたちまち低下する。ところがその後、感染症の拡大は「猶予」されることとなる。研究者らはRSウイルスの感染ピークはすでに次の冬季には低下すると予想する。

またインフルエンザは、自己隔離規制から進化するおそれがある。これは予想とタイムリーなワクチン生産の観点から問題と言える。インフルエンザやRSウイルスの他、研究者は、たとえば、はしかのような他の感染症の「爆発」のおそれを指摘する。はしかは1918年の「スペイン風邪」のパンデミック後に発生している。

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
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科学, 新型コロナウイルス
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