発表によると、6400万回分のワクチンがすでに予約注文されており、最大3400万人分のワクチン接種が見積もられている。特に、アストラゼネカ、ファイザー、モデルナはそれぞれ2000万回分のワクチンを供給し、ヤンセンは400万回分を供給する見通し。
韓国政府はすでにアストラゼネカと当該の契約に署名している。発表によると、残る3社との契約締結は今月中に行われる予定。
さらに、WHOが主導するコロナワクチン供給プロジェクト「COVAX」の一環で、韓国にはアストラゼネカ、ファイザー、サノフィからもさらに1000万人にワクチンが供給される。
早ければ2月に供給を開始する予定だが、ワクチン接種の期間は確定していない。現在、ワクチンの優先者リストには、社会福祉や医療の従事者、高齢者、慢性疾患患者、また、集団施設の居住者など約3600万人が含まれている。
韓国では、新型コロナウイルスの新規感染者の数が増加傾向にあり、1日あたり600人以上の新規感染者が確認されている。5日からは、首都ソウル市内の店舗や映画館、その他の施設が夜9時以降閉鎖され、夜間には街灯を消灯するという規制が実施されている。
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