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世界の4分の1の医療機関で給水手段に問題があり、3分の1が手の衛生を確保できていない。その結果、約18億人が新型コロナウイルスや他の病気の感染のより高いリスクに晒されている。この問題について14日にジュネーブで発表された世界保健機関(WHO)と国際連合児童基金(UNICEF)の報告で指摘がされた。
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REUTERS / Liam McBurney
報告では、「約18億人が、主要な給水設備が不足していることから公共衛生機関を利用または勤務する人々が新型コロナウイルスまたは他の病気の感染のより高いリスクに晒されている」と強調した。両機関は、「水や衛生措置、衛生学は、患者や医療従事者の安全にとって極めて重要な意味をもつが、しかし、常にこの点が重視されているわけではない」と指摘をした。また報告では、「4分の1の医療機関は給水設備が十分でなく、3分の1は手の衛生の確保ができていない」と述べられた。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、必要な衛生条件が満たされていない医療機関で医師や看護師が勤務するということは、保護手段をもたない仕事に等しいとコメントした。また、同事務局長は、給水や衛生措置、衛生学は、新型コロナウイルス対策で根本的な意義をもつと指摘し、この分野で、とりわけ発展の遅れた47ヵ国で、「これまでのようにギャップが生じている」と強調した。報告によれば、これらの国々では、半分の医療機関に飲料水がなく、4分の1で施設内に手の衛生設備が不足し、また5分の3で基本的な衛生体制がとられていないという。
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