ブラジル保健省は羽田空港に到着した4人から新たな変異種が検出されたことを受け、国内の関係機関に警告を回すなど、必要な予防措置を取ったという。
厚生労働省は10日、羽田空港の検疫で新型コロナウイルス感染が判明した男女4人から、英国や南アフリカのタイプとは異なる新たな変異種が検出されたと発表した。すでに確認されている変異種とは共通の変異部分もあるものの、感染力や重症度、ワクチンの有効性について現時点では不明とのこと。
現在、国立感染症研究所は世界保健機関(WHO)に報告し、ウイルスの特徴について詳しく調べている。