02:57 2021年03月07日
新型コロナウイルス
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アラブ首長国連邦は、新型コロナウイルスの感染者をにおいで発見する、コロナ探知犬を使った実験で、71%から100%の確率で感染者が判別できるという結果が出たことを受けて、国内の3つの空港でコロナ探知犬を導入すると決定した。実験の結果は、サイトbioRxiv上で公表された。

2020年春、フランスの生物学者らは、病気をにおいで判別する訓練を受けた犬が、コロナ感染者の発見にも利用できることを初めて実験で証明した。

アラブ首長国連邦政府は、研究者らに対し、これまで医療目的で使用されてこなかった犬がコロナ感染者を発見することができるかどうか解明するよう求めていた。これを受け、フランスの生物学者らが21匹の犬と1,700人分の汗を使って実験を行った。

その結果、特別な訓練を受けていない犬でも、先にフランスの生物学者が行った実験に参加した犬と同様、課題を正しく遂行できることが分かった。21匹の犬のうち、15匹が覚えさせたサンプルの90%、3匹が80%、また別の3匹が71%から79%のウイルスをそれぞれ嗅ぎ分けることができた。研究者らは、今回の実験で数値が低かった犬の検出精度も、今後長期にわたり、集中的な訓練を行えば、100%まで上げることはできると見ている。

実験が成功したことを受けて、アラブ首長国連邦政府は、国内の主要な国際空港で、乗員乗客からコロナ感染者を発見するのに、研究者の訓練を受けた犬を使うことを認めるとの判断を下した。

研究者グループは、今後、探知犬の有効性が、人の混雑した場所で用いられているAIを使ったコロナ探知装置に十分に匹敵するものになることを期待している。

 

 

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