研究者らによると、性ホルモンは新型コロナウイルス合併症の素因において重要な役割を果たしている。女性の場合、性ホルモンのエストロゲンはウイルスが体内に侵入する際に「ゲート」として利用する受容体をブロックすることができる。一方で、男性ホルモンのアンドロゲンは感染を促進させていることが研究の観察で明らかになっている。
©
写真 : Public domain / U.S. Army : U.S. Army Camp Hospital No. 45, Aix-Les-Bains, France, Influenza Ward No. 1. Influenza pandemic ward during World War I.
一般的に60代の男性は、新型コロナウイルス感染において初期段階で免疫反応を形成する能力を失い始める。そのため体はしばしば過剰反応を起こし、広範囲に及ぶ炎症とサイトカインストームを引き起こす。このサイトカインストームは新型コロナウイルスの重症および死亡リスクを増加させる原因となっている。
関連記事
全てのコメント
新しいコメントを読む (0)
返事として(コメントを表示するコメントを表示しない)