06:27 2021年06月25日
新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスによる男性の死亡率が女性の1.7倍である原因を、米イェール大学の研究者らが突き止めた。その研究結果が学術誌「サイエンス」に掲載されている。

研究者らによると、性ホルモンは新型コロナウイルス合併症の素因において重要な役割を果たしている。女性の場合、性ホルモンのエストロゲンはウイルスが体内に侵入する際に「ゲート」として利用する受容体をブロックすることができる。一方で、男性ホルモンのアンドロゲンは感染を促進させていることが研究の観察で明らかになっている。

また研究者らは、女性にはX染色体が2本あるが、これらの染色体には免疫反応を調節する遺伝子が含まれていることも重要な素因だと指摘している。場合によっては、この2本の染色体が同時に自然免疫のシステムを活性化することで、体は感染の初期段階でウイルスを発見できるという。

一般的に60代の男性は、新型コロナウイルス感染において初期段階で免疫反応を形成する能力を失い始める。そのため体はしばしば過剰反応を起こし、広範囲に及ぶ炎症とサイトカインストームを引き起こす。このサイトカインストームは新型コロナウイルスの重症および死亡リスクを増加させる原因となっている。

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