16:51 2021年06月21日
新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスの発生源を解明しようと中国武漢を訪問していた世界保健機関(WHO)の調査チームは最終結果をまとめ、ウイルス発生源として考えうる4つの説を発表した。ロシアのマスコミ各社がチームに参加の、ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁サンクトペテルブルク・パステル記念感染症学微生物学科学調査研究所のウラジーミル・デドコフ副所長の発表を引用し、報じた。

ウイルスのヒトへの感染経路について、①最初にウイルスを宿した野生動物から直接ヒトに感染した②「中間宿主」となる動物を介して感染した③冷凍食品に付着したウイルスから感染した④武漢ウイルス研究所の事故による流出――の可能性を列挙。調査の結果、武漢ウイルス研究所の管理に問題はなく、短期間で新型コロナに変異したと考えられるウイルスもなかったことなどから、流出の可能性は排除

調査チームが割り出した感染経路のうち、最も可能性が高いとされるのは最初にウイルスを宿した野生動物から中間宿主を介してヒトに感染した説。次に可能性が高い説は野生動物から直接的にヒトに感染したというもの。可能性は低いがありうるというのが冷凍食品を介しての感染で、武漢ウイルス研究所から流出した説は指摘されたものの、極めて可能性が低いとされた。

デドコフ氏は、感染源説のうち調査対象から外しうるものはすでに外されていると指摘している。

デドコフ氏はさらに調査結果がこうなったのは「(ウイルスの)発生源を示しうるデータは提供されず、その代わり現段階では起きたことの時系列がより正確に理解されている」と補足した。

これより前、WHOの調査チームは中国で新型コロナウイルス13種の菌株を発見したことが発表されている。

武漢では1月中旬からWHOの調査チームが滞在し、新型コロナウイルスの感染源の究明に努めてきた。その結果、野生動物から中間宿主を通じて感染が広がったとする説が、WHO及び現地中国の研究者らの支持を最も多く集めた。

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新型コロナウイルス, ワクチン
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