02:52 2021年04月21日
新型コロナウイルス
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英国の感染症学者メアリー・ラムジー氏によれば、社会的距離の維持とマスクの着用は、今後「数年」にわたり社会生活にとって不可欠となる可能性があり、また、世界の他の地域が英国のようなワクチンの水準に到達する数年後にようやく公衆衛生は標準に戻り始めることが予想されるという。インデペンデント紙が報じた。

同紙は、ラムジー氏のコメントを紹介し、「人々はすでに低レベルの規制に慣れ、それらと共存することができている。また、経済は若干緩和された自己隔離規則の条件のもとで、これまで通り機能することができる」と報じている。また、ラムジー氏は、今後、大規模な公共イベントの開催には、安全遵守に関する明確な施行細則の作成と状況に対する十分な管理が求めらるため、当局に警戒を怠ってはいけないとアドバイスしている。

インデペンデント紙によれば、同氏は特に注意が必要なこととして、諸外国の安全への注視が重要と指摘した。ラムジー氏は、「たとえ数年経過しても、その時点では世界の他の地域では私たちが取り組んでいるワクチン接種の水準には到達しない。そして発症数はいたるところで低下が見られず、すべては非常に段階的に標準へ回復し始めたばかりだろう」と予想する。

同紙によれば、メアリー・ラムジー氏は英国で取り組まれたワクチン接種のプロセスを高く評価しているという。英国のマシュー・ハンコック保健大臣はこの考えを支持している。同大臣は、英国では今日、すでにすべての成人の半数が新型コロナウイルス用ワクチンの1回目の接種を受けたという事実は非常に稀有なことと考えている。報道では、それでもラムジー氏は、英国以外で生じている事態から目をそらしてはいけないと指摘している。ラムジー氏は、今のところ世界ではコロナウイルスの発生源は1ヶ所であるとはいえ、ウイルスの保有者発見のため検査を続ける必要があるとの考えを示している。

この間、通信社「スプートニク」は、先ごろ英国が離脱した欧州連合(EU)でも、コロナウイルスの侵入から国境を守ることを懸念していると報じた。このため欧州委員会は「ワクチンパスポート」の創設で積極的な取り組みを行なっている。

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