保健省の発表によれば、3月24日の時点でインドでは5,000万人がワクチン接種を受けており、その後の4日間でさらに1,000万人にワクチン接種が行われた。
保健省は、インドはパンデミックとの闘いにおいて大きな節目を越えたとし、ワクチン接種数が6,000万を超え、6,026万9,782件となったと発表している。
インドでは現在、ワクチン接種の第1段階と第2段階が並行して行われている。第1段階では、医療関係者およびインドで「第一線の従事者」と呼ばれる警官や非常事態機関などの職員が接種を受け、第2段階では60歳以上の高齢者と持病のある45歳以上の市民が接種を受けている。また4月1日からは45歳以上の国民全員に対するワクチン接種も開始する。
現在、インドでは、英オックスフォード大学が開発したワクチン「コヴィシールド」、そして国内で開発された「コヴァクシン」が承認されている。
インドは感染者数が世界で3番目に多く、保健省の発表によれば、これまでに確認された感染者数は1,190万人で、そのうち16万1,000人が死亡した。
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