報道によると、死亡したのはオレグ・ゼイゲルマッハーさん。ゼイゲルマッハーさんは3月5日にアストラゼネカ社のワクチン(製造ナンバーはABV5300)を接種されていた。まさにこの製造ナンバーを巡るトラブルにより欧州の一部加盟国ではアストラゼネカ・ワクチンの使用が一時停止される事態となっていた。
ゼイゲルマッハーさんは3月9日、肺の炎症によって引き起こされた肺水腫により搬送先の病院で死亡した。ラトビア医薬品庁のタニナ・タンメ・ズヴェイニエツェ長官によると、現時点でラトビアではワクチン接種の関連死はまだ1件も確認されていないとのこと。
保健省の検察官らはゼイゲルマッハーさんの死亡を受けて調査を開始した。調査結果は後日、公表される。