05:31 2021年05月18日
新型コロナウイルス
短縮 URL
0 21
でフォローする

新型コロナウイルスの抗体であるIgM抗体とIgG抗体の違いについて、ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁の疫学中央研究所のナタリア・プシェニチナヤ氏(分析部門副所長)がスプートニクに語っている。同氏によると、IgM抗体は感染後1週間で生成され、症状が強く出ている期間を示すものとなるが、抗体IgGは感染してから2〜3週間後に生成され、病原体への抵抗力が格段に向上する抗体だという。

同氏は最初に、「免疫系は病原体にさらされると、まずIgM抗体を生成する」と説明している。

プシェニチナヤ氏によると、これは初期に生成される抗体で、免疫グロブリンの種類のなかでも最も多く含まれている。

「原則として、感染後1週間で生成される。IgM抗体量のピークは通常、感染して2週間目の14日目までに達する」

同氏は、IgM抗体は新型コロナ感染症の症状が強く出ている期間を示す指標としていると明らかにした。一般的に、血液中のIgM抗体の濃度は急速に減少していく。しかし新型コロナの元感染者の中には、数ヶ月後でも検出されることがある。また一部のデータによると、6ヶ月間まで存在していることもあるという。

一方、IgG抗体は発症から約2〜3週間後に生成される。この抗体は体内で長い間循環し、長期的な免疫反応をもたらし、病原体への抵抗力が格段に向上するという。

プシェニチナヤ氏は、「新型コロナに似たような臨床症状があってもPCR結果が陰性である場合、IgM抗体が検出されれば新型コロナウイルス感染症の診断に有効な追加基準となっている」と説明している。

関連記事


コロナウイルスの新しい菌株に関して明らかになったことについては、こちらからご覧ください。

タグ
新型コロナウイルス
コメント・ガイドディスカッション
スプートニク経由でコメントFacebook経由でコメント
  • コメント