19:16 2021年08月01日
新型コロナウイルス
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コロナウイルスは唾液腺の中で増殖することが病理学者らの研究で明らかになった。ブラジルのサンパウロ大学メディカルスクールの病理学者、歯科医、耳鼻咽喉科医らの研究チームの研究結果が病理学ジャーナルに掲載された。

研究者らは、コロナウイルスで死亡した成人患者の耳下腺、顎下腺、舌下腺と3種類の唾液腺からサンプルを収集し、分析したところ、唾液の生成、分泌を行う組織が感染のための「貯蔵庫」の役目を果たしていることが判明した。電子顕微鏡で見ると唾液腺には病原体だけでなく、組織の中にはその複製まで存在していることがわかった。

「今までは、ヘルペスのように感染拡大を招くウイルスだけが唾液腺を貯蔵庫として使っていると思われてきた。ところが我々の調査は、 SARS-CoV-2がなぜここまで高い感染率を持っているのかを解明する鍵となりうるものだ」調査チームの一員、ブルーノ・フェルナンデス・マトゥク氏はこう語っている。

現在、コロナウイルスの感染経路は鼻腔とされているものの、この研究を基に人体に潜入する直接的な経路が口腔である可能性が探られることになっている。

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科学研究, 新型コロナウイルス
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