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コロナ・ワクチン未接種の場合、臓器移植は拒否される 米国

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手術室 - Sputnik 日本, 1920, 07.10.2021
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米コロラド州の医療施設を統合するNPO「UCヘルス」は「ほぼすべての状況において」新型コロナウイルスのワクチンを接種していない患者への臓器移植を拒絶し始めた。ワシントンポスト紙が報じた。
コロラド州議会下院のティム・ゲイトナー議員はこれより前にツィッター上で、コロナウイルスのワクチンが未接種の女性患者に対し、UCヘルスが腎臓の臓器移植を拒否した事実を記した書面を明らかにしていた。この患者には臓器提供を待つ患者リスト上で名前が「無効化された」こと、30日間の猶予期間の中で接種しない場合はリストから名前が消去されることが通知されている。
UCヘルスはこの具体例についてのコメントは出さなかったものの、ワシントンポスト紙に対し、臓器移植希望者全員にコロナウイルスのワクチン接種およびその他の医療上の追加的要請事項の順守を義務付けている事実は確証した。UCヘルスのデーン・ウィヴァー代表は、米国の他の臓器移植センターでも同じように実践されているか、もしくはそうした体制へ移行が行われていると語っている。
UCヘルスは、腎臓移植を終えた患者の死因としてコロナウイルスによるケースが特に多いという調査結果を引用しており、ウィヴァー代表は腎臓移植後の死亡率は米国では通常1.6%であるのに対して、コロナウイルスに罹患した場合の死亡率は20-30%となることを指摘している。
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