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    チャイコフスキー国際コンクール

    若い音楽家のためのチャイコフスキーコンクールがシベリアを魅了する

    © Sputnik/ Олег Макаров
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    ロシアは、若い音楽家のための第9回チャイコフスキー国際コンクールの開催に向けて準備している。同コンクールは、首都モスクワでも、北の都サンクトペテルブルグでもなく、シベリアの町ノヴォシビルスクで開かれる。コンクールは12月末の冬に開催され、ロシアの偉大な作曲家チャイコフスキーの生誕175周年を記念したものとなる。

    若い音楽家のための国際コンクールは、参加者たちにとって待ち焦がれた心躍るイベントだ。国際舞台での演奏、オーケストラとの共演、大きな拍手。若い音楽家のためのチャイコフスキーコンクールの出場者たちの多くが、後に「大人のための」チャイコフスキー国際コンクールで入賞している。日本のピアニスト、上原 彩子さんは、仙台で開かれた第2回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで2位に入賞し、モスクワで開催された第12回チャイコフスキー国際コンクールで優勝している。

    ラジオ「スプートニク」のアンナ・オルロワ記者が、若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールについてお届けする。

    同コンクールは、実際にインターナショナルなコンクールだ。参加者だけではない。開催について合意すれば、世界中のどこの都市でも開催できる。これまでにロシア、中国、日本、韓国、スイスの都市で開かれている。コンクールは常にピアノ、ヴァイオリン、チェロの3つの部門で開催されてきた。課題曲にはチャイコフスキーの作品が含まれている。通常コンクールには110-130人が参加する。ノヴォシビルスク州のワイリー・クズミン文化相は、若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールについて、ノヴォシビルスクは高いレベルでコンクールを開催できるとの確信を示し、次のように語っている。

    「私たちは、ノヴォシビルスクの最も素晴らしいホールでコンクールを開催するよう提案しています。2013年末、ノヴォシビルスクでは、アルノルト・カッツ記念国立コンサートホールが新たにオープンしました。ホールの収容人数は1000人。現在は、シベリアの最も重要なイベントがこのホールで開かれています。チャイコフスキーコンクールの開会式、本選、そして入賞者たちのガラコンサートがこのホールで開かれます。教育施設の他のホールでは、予選が行われます。コンクールの参加者たちは、ノヴォシビルスク・フィル・ハーモニーオーケストラと、オペラ・バレエ劇場のオーケストラと共演します。これは重要なことです。私たちは、創造的な競争と呼ぶことのできる今回のコンクールが、全シベリア地域、そしてたくさんの国々の才能豊かな若者たちを惹きつけ、ノヴォシビルスクの町全体にとって華やかな出来事になると確信しています。」

    若者い音楽家たちのためのチャイコフスキーコンクールと「大人のための」チャイコフスキーコンクールは、チャイコフスキー生誕175周年を記念したものとなる。ノヴォシビルスクでは、モスクワ郊外の町クリンにあるチャイコフスキーの家博物館の展示品を披露する企画展が開かれる。チャイコフスキーの家博物館のガリーナ・ベロノヴィチ館長は、次のように語っている。

    「私たちの博物館が所蔵するチャイコフスキーの人生や作品、またコンクールと関連のある品を披露する企画展は、常にコンクールの重要な一部でした。私たちの博物館は、チャイコフスキー国際コンクールの歴史に関するあらゆる資料だけではなく、若者のためのチャイコフスキーコンクールの歴史に関するコレクションも保存しています。チャイコフスキーコンクールの参加者が、チャイコフスキーの音楽への愛情の印として、またチャイコフスキーの才能に対する深い敬意の印としてクリンを訪れ、記念に植樹するという伝統があります。1992年には、若い音楽家のための第1回チャイコフスキーコンクールの入賞者たちが私たちの博物館の公園に白樺を植樹しました。私たちの博物館の最も大規模な展覧会は、日本の仙台と倉敷で開かれました。私たちは写真や資料だけでなく、珍しいコレクションや、チャイコフスキーの私物なども展示することができました。」

    「ヤマハ」は、常にチャイコフスキーコンクールのスポンサーとしてコンクールを積極的に支援している。ヤマハ・ミュージック・ロシア社の大野二郎社長は、次のようにお話ししてくださった。

    「このコンクールは今回で9回目になりますが、ロシアだけではなく、かつていろんな国で開催されており、毎回ヤマハとしていろんなサポートをしてきました。ヤマハ・ミュージック・ロシア社は、去年モスクワで開かれたコンクールもサポートしました。今回は新しくシベリアの地区で開催されます。今回も是非、若いロシアのアーティストたちをサポートできるように、協力してコンクールを盛り上げていきたいと思っています。」

    コンクールの受け付け締め切りは9月30日。年齢制限は17歳まで。コンクールの主催者は、世界中の若き音楽家たちの参加を心待ちにしている。日本からも才能豊かな音楽家たちが参加することに期待されている!

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