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8日、ベラルーシの作家、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ氏のノーベル文学賞受賞が発表されたことを受け、アレクシエーヴィチ氏の『チェルノブイリの祈り--未来の物語』の発行元である 岩波書店は、書店からの多量注文に答えるため、版の追加印刷を行っている。岩波書店販売部のオクノ・マコト部長がリアノーボスチ通信に対して明らかにした。
オクノ販売部長は追加印刷は10月20日までに出来上がり、それから書店への配布が開始されると語っている。現在、『チェルノブイリの祈り』は完売で、岩波書店の倉庫には1冊も残っていない。
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AP Photo / Fernando Vergara
日本ではアレクシエーヴィチ氏の本は『チェルノブイリの祈り』以外にも『戦争は女の顔をしていない』(三浦みどり訳、群像社)、『ボタン穴から見た戦争』(訳者:三浦みどり、群像社)、『死に魅入られた人びと』(松本妙子訳、群像社)『アフガン帰還兵の証言-封印された真実』(三浦みどり訳、日本経済新聞社)などが邦訳されている。
『チェルノブイリの祈り』は2011年、全世界が福島第1原発の事故で震撼した年に再版された。福島の悲劇はチェルノブイリ原発事故とよく比較されている。リアノーボスチの東京特派員が調べた範囲では、現在日本の書店でアレクシーエヴィチの本を見つけることは不可能。大手インターネットショップのアマゾンでも現在は在庫切れで補填までは数週間かかると掲示されている。
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