01:58 2018年12月12日
マヤ人の文明(アーカイブ写真)

地質学者ら、マヤの帝国崩壊の新たな原因を指摘

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インディオであるマヤ人の文明は、数千年間にわたって存続した後、紀元後およそ9世紀に地上から姿を消し、数多くの「死んだ都市」を後に残すことになった。この文明崩壊の原因については、現在まで学者らの間で論争の対象となっている。ネイチャー・ジオサイエンス誌に、この点に関する新たな学説が掲載された。

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気候変動によって引き起こされた干ばつだけではなく、大量の森林伐採と土壌の質の低下もまた、マヤ文明崩壊の想定される原因の一つだった可能性があると、同誌に掲載された論文で地質学者らが述べている。

地質学者らは、土壌が貧弱になったことについて、トウモロコシや他の農作物を植えるために、マヤ人が大量にジャングルを伐採して森を切り開いていったことと関連があると考えている。ジャングルの土壌は回復が間に合わず、急速に生産力を失っていった。このことによって、インディオは新たな伐採を行ったり、古い耕作地を放棄したりすることを余儀なくされていった。

一方で今日、マヤ文明が存在していたジャングルの地区は再び、正真正銘の原生林のような姿をしている。しかし、学者らは、これらの地区の土壌に目を向ければ、生態系が遠い過去において、急激な崩壊を経験したことが理解できるとして、注意を促している。

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