16:11 2021年04月21日
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仏政権は、同国に保管されているグスタフ・クリムトの絵が1938年のナチス・ドイツのオーストリア占領の際にあるユダヤ人家族が喪失したものだったとして、これを元の持ち主に返還する意向を表した。仏文化省のロズリーヌ・バシュロ=ナルカン大臣が明らかにした。

絵の持ち主であったスティアスヌィ一家は1938年8月、クリムト作『木々の下の薔薇の木』をびた一文で売るよう強要された。

バシュロ=ナルカン文化相はツィッターを通じ、「『木々の下の薔薇の木』の絵は犯罪の意思が執拗に破壊しようとした命たちの証人だ。これから行われる返還とはツッカーカンドル家とスティアスヌィ家に対して行われた犯罪を認め、彼らに所属していた財産を公正に返すことである」と書いている。

​クリムトのこの絵は1980年にパリのオルセー美術館の所蔵となった。仏の国立美術館の所蔵するクリムトの絵画としては、唯一の作品となっている。

バシュロ=ナルカン仏文化相は、仏政府はこの問題を解決する法案を提出すると語っている。

グスタフ・クリムト(1862-1918)はオーストリアのモダニズム絵画の祖として世界中に知られている。

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