00:00 2021年09月17日
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Netflixが、オリジナル作品としては初めてロシアドラマを制作する。これまでは、ロシアで制作されたドラマの配信権を取得して配信を行ってきた。Netflixが制作するのは、レフ・トルストイの小説「アンナ・カレーニナ」を下敷きにしたドラマ。ドラマのタイトルは「アンナK」で、撮影はすでに始まっている。この作品で主役を演じるのは、高い人気を誇るロシアの女優、スヴェトラーナ・コドチェンコワ。日本のモデル事務所でモデルとしてキャリアをスタートさせた女優である。Netflixのオリジナルドラマは21世紀が舞台となっている。

「アンナK」は有名な映画「アンナ・カレーニナ」のリメイクではなく、トルストイの名作の舞台を現代のロシアに移した新たな作品である。しかし、ドラマの中では、情熱的な愛、信頼と裏切りなど、小説「アンナ・カレーニナ」で扱われているすべてのテーマが取り上げられている。ストーリーの中心となっているのは、ペテルブルクの知事候補の妻、アンナ・カレーニナと有名な企業家の息子との愛の物語である。2人の恋はアンナの家庭の不確かなバランスを揺るがせ始める・・・。

監督の1人であるワレリー・フョードロヴィチ氏は、「今回のドラマ制作はわたしたちにとって真の挑戦となるものです。しかし、作品は世界文学の基礎となる愛をテーマにした小説を下敷きにしたものであることから、視聴者の心の琴線に触れるものになると期待しています」と語っている。

主役を演じるスヴェトラーナ・コドチェンコワは、これまでに数十の映画やドラマに出演しており、日本人の観客には、ヒュー・ジャックマンと共演した映画「ウルヴァリン:SAMURAI」(2013年)で記憶に残っている人も多いかもしれない。「ウルヴァリン」はオーストラリアと日本で撮影された。東京スカイツリー、増上寺、福山駅などで行われたロケを振り返り、コドチェンコワは、自分が不思議の国のアリスになったような気分だったと回想している。身長が高く、白っぽい金髪をしているコドチェンコワは、日本人の間にいるとまるで人形のようにしか見えず、「髪をひっぱって、本当の人間かどうか確かめられたこと」も何度かあったと言う。しかし、実はスヴェトラーナ・コドチェンコワが日本を訪れたのはこれが初めてではなかった。学校を卒業した後、スヴェトラーナは日本のモデル業界で働いていたのである。しかし、ショービジネスの裏の世界が好きになれず、半年後には帰国し、2005年に演劇学校を卒業した。

「アンナK」の撮影はモスクワとペテルブルクで行われる予定。配信日は今後、発表されることになっている。

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映画, ロシア, 文化
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