高齢女性、300億円を当て息子に託すも全額失う

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宝くじで2億7800万ドル(約311億円)を当選した米フロリダ州に住む90歳の女性が、息子とそのファイナンシャルアドバイザーを訴えた。AP通信によると、女性は彼らが当選金を浪費したと訴えている。

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製粉業を営む夫を持つグロリア・マッケンジーさんは一生を貧困のなか暮らしていた。だが2013年に宝くじ「パワーボール」で大当たりを当てた。マッケンジーさんは、教育を受けていないため、自らは正しい金銭管理が出来ないと考え、息子のスコットさんに全額を託した。

スコットさんが200万ドル(約2億2千万円)でファイナンシャルアドバイザーを雇ったところ、投資を推奨された。だが投資は失敗し、全額を失った。

裁判でスコットさんは、「母親が望むように投資が収益を出さなかったという理由だけ」で訴えられる根拠はないと主張した。

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