孤独な忍びが戦国時代に怪物退治 日本のプロジェクト『SEKIRO』が2019年のメインゲームに認定

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米国ロサンゼルスで開催されていたゲームの祭典「The Game Awards」で2019年のゲーム・オブ・ザ・イヤーが決定された。今年の受賞レースは熾烈を極め、各ゲーマーは自分が応援するゲームの勝利を願い、ネットでの論争はおさまる気配がなかった。しかし、その点での議論は不要。なぜなら、大多数の人々が今年もっとも関心を示したゲームは、日本の開発者たちのプロジェクトだったからだ。ハードコアゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、戦国時代を舞台に怪物と孤独な忍びが戦いを繰り広げるというもの。

結局、日本企業フロム・ソフトウェアと宮崎英高氏の開発による『SEKIRO』が「ゲーム・オブ・イヤー」を獲得。宮崎氏は、たとえば『Dark Souls』といったゲームシリーズ『Souls』の製作者であり、信じがたい難しさによってゲーマーの世界で人気が高い。また『SEKIRO』は、「アクションアドベンチャー部門」でも受賞している。

​今年、『SEKIRO』とタイトルをかけて争ったゲームとしては、『Control』『アウター・ワールド』、また、日本と関係の深いプロジェクトとして『デス・ストランディング』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『バイオハザード RE:2』。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』はBest Fighting Gameを受賞した。

ちなみに、優勝候補と考えられ、ロシアのゲーマーたちに人気の小島秀夫氏のプロジェクト『Death Stranding』は、驚くことに、3つの価値ある賞を受賞。ゲームディレクションとサウンドトラックの受賞、また、主人公のうちの1人のキャラクターとなった俳優のマッツ・ミケルセン氏がゲームの演技部門での受賞となった。

「The Game Awards 2019」のセレモニーの様子を観たい方はこちらをどうぞ。

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